スレート瓦のリフォームその1-直接下葺き材張りカバー工法

スレート瓦のリフォームその1-直接下葺き材張りカバー工法

直接下葺き材張りカバー工法とは

スレート瓦(コロニアル)の改修方法は主に3種類あります。
このページではスレート瓦の3つの改修方法で最もポピュラーな「直接下葺き材張りカバー工法」について解説します。

直接下葺き材張りカバー工法は既存スレート瓦を下地代わりに用いる工法です。
スレート瓦の経年劣化が比較的進行していない条件で工事は可能になります。
古いスレート瓦を下地として再利用します。
したがって、雨漏りなどの影響でスレート瓦が劣化している場合はこの工法を用いることができません。
雨漏りの被害や屋根材の劣化が進行する前に、直接下葺き材張りカバー工法を実施することをお勧めします。
直接下葺き材張りカバー工法はテイガク屋根修理で最も実績のある工事方法です。

  • 旧屋根材(無石綿スレート瓦)について。

    旧屋根材です。
    無石綿のスレート瓦です。
    現在販売されているスレート瓦には石綿は含まれていませんが、10年から15年前に販売されたスレート瓦は石綿規制直後といった背景があり、石綿含有製品に比べて強度が低い印象があります。
    一般的にスレート瓦の耐用年数は30年とされていますが、石綿含有規制の直後に販売されたスレート瓦は15年程度で耐久性低下や雨漏りを引き起こすことがしばしばあります。

    スレート瓦の寿命は目視による確認を定期的に行うことが大切です。

    現場確認に訪問した日は晴天でした。
    しかし、スレート瓦の中に、黒く変色している屋根があります。
    屋根本体の内部にまで雨水が吸い込み、湿潤している状態です。
    この状態のスレート瓦は寿命が到来していると判断できます。

  • 室内側に雨漏りが発生しています。

    室内にはバケツとビニールシートが敷かれていました。

  • 屋根修理工事開始します。

    見積書を作成し、工事を発注いただきました。
    屋根カバー工法開始です。
    初めに棟包み(棟板金)を取り外し、既存スレート瓦の上にルーフィングシートを敷き込みます。

  • 下葺き材張り完成

    ルーフィングシートの敷き込みが完了しました。
    棟まわりから雨水が浸入している恐れがあるため、重ね代を深く取ります。
    ルーフィングシートは重ね代が深ければ深いほど防水上、有効に働いてくれます。

    ルーフィングシートは「改質アスファルトルーフィング」を使用します。
    汎用品に比べて2倍以上の耐久性が認められています。
    屋根のリフォームでは「改質アスファルトルーフィングシート」以上の品質が製品をご利用ください。

  • 軒先板金張りを取り付けます。

    屋根本体張りの工事に移ります。
    まず、軒先板金を取り付けます。

  • 屋根本体をかぶせます。

    屋根本体は軒先から棟にめがけて被せます。
    今回の現場で使用した屋根材は「アイジー工業のスーパーガルテクト」です。
    スーパーガルバリウム鋼板と呼ばれています。
    2017年現在、ガルバリウム鋼板製品の屋根では最も耐久性能とコストパフォーマンスに優れた屋根材です。

  • 直接下葺き材張りカバー工法完成

    直接下葺き材張りカバー工法が完成しました。
    テイガク屋根修理の屋根リフォームは、最適な屋根材と技術力のある職人を組み合わせた高品質の工事です。
    カバー工法による屋根リフォーム工事をご希望のお客様は弊社にご相談ください。
    見積もり作成はサービスです。

最後に

既存スレート瓦の劣化が激しい場合、直接下葺き材張りカバー工法を行うことができません。
野地板の増し張りや、スレート瓦を撤去する葺き替えを要します。
また、石綿が含まれたスレート瓦を撤去して葺き替える場合、高額なアスベスト処分費用が別途発生します。
葺き替え工事は直接下葺き材張りカバー工法による工事の1.5倍以上の工事金額になります。
耐用年数が近づいた屋根はできる限り早い段階によるリフォームを検討してください。

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